AKB48、今年も被災地へ…こじはる「知ってもらうことに意味がある」
11日、AKB48グループが2011年5月に開始してから47回目となる被災地訪問を行った。2011年に東日本大震災が発生し、同グループが復興支援活動「『誰かのために』プロジェクト」を立ち上げてからも4年が過ぎ、こじはること小嶋陽菜は「被災地の皆さんに何か伝えることはわたしにはできるかわからないですが、この活動を続けることは大事だと思うし、東日本以外の日本の皆さんにわたしたちAKB48が支援活動を続けていると知ってもらうことに意味があると思いますので、これからも少しずつでも支援活動を続けていけたらなと思います」と語っている。
「『誰かのために』プロジェクト」を通して被災地訪問や募金活動などを行っているAKB48グループ。11日は、東北3県6か所に各8名ずつ計48名のメンバーが訪問地の会場で公演やじゃんけん大会を開催したほか、震災が起きた14時46分には黙とうと献花を行い、哀悼の意を表した。
メンバーもそれぞれ決意を新たにしたようで、AKB48グループ総監督の高橋みなみは「4年という月日は長くもありますが、まだ4年なんだなとも思います。被災地は、震災で時間が一瞬止まりました。でも時は必ず前に進みます。わたしは卒業を発表していますので、AKB48としての3月11日の訪問は今回が最後だと思います。ですがAKBに残っている間はAKBとして、そして卒業後は高橋みなみとして、今後もずっと被災地支援活動を続けさせていただきたいと思います」とコメント。
またHKT48として活躍する指原莉乃は、「4年がたった今、少しずつ復興しているのが目に見えてわかります。わたしたちも、本当に微力かもしれませんが、お力になれているのかな、と思っています。まだまだ苦しいこと、つらいこと、たくさんあるかもしれませんが、引き続きわたしたちが少しでも力になれたらなと思っています!」と意気込みを見せている。同日、AKB48グループは2015年も支援を続けていくことをあらためて約束した。(編集部・井本早紀)