榮倉奈々、公開アフレコに緊張!「査定される気分でちょっと怖い」
女優の榮倉奈々が11日、都内で行われた映画『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』公開アフレコイベントに、コナンの着ぐるみと共に出席した。アフレコに挑んだ榮倉は「査定される気分でちょっと怖い」と緊張の面持ちだった。
劇場版「名探偵コナン」シリーズ19作目となる本作は、巨匠ゴッホの名画「ひまわり」をめぐり、コナンと仲間たちが怪盗キッドと対決するさまを描いたアートミステリー。
榮倉が演じるのは、怪盗キッドから名画を守るために召集された「7人のサムライ」の一人で絵画鑑定士の宮台なつみ。初めて日本のアニメ作品のアフレコに挑戦した榮倉は、「子供の頃から見ていたアニメだったので、コナンくんの映画に依頼してもらったら断る理由がなかった」と意気込むが、報道陣を前にしたアフレコに「なかなかない体験なので緊張します。査定される気分でちょっと怖い」と表情をこわばらせた。
ゴッホの「ひまわり」にまつわる諸説を語るシーンや、鑑定シーンのアフレコを行った榮倉。感情がこもった演技にスタッフは「緊張をまったくされてないくらい上手なアフレコでした」と絶賛。榮倉は「本当ですか?」と安堵の笑顔を見せたが、絵画鑑定士ならではの専門用語などが出てくるため、「なかなか使わない単語が出てくるのは言い慣れないので難しいのと、秒数が決まっているので難しいですね。声優さんはすごいなと思います」と苦労を吐露した。
この日は、役そのままに榮倉の鑑定チャレンジも行われた。キャラクターが描かれた4枚の絵の中から、コナンの真の姿である工藤新一を選ぶ問題では、榮倉は簡単に正解をチョイス。続いて、榮倉が子どもの頃から憧れているというキャラクター・毛利蘭にちなみ、植物のランの価格当てに挑戦。花が咲く前の小さな株を前に、「ランは高いイメージなので5,000円」と回答するも、正解は20万円とかなりの高額で、榮倉は「え~! これで?」と絶叫した。さらにそのランは「パフィオペディラムミクランサム」という特別な品種で、5年に1度の花が咲くと値段は50万円に。榮倉は「20万円が5年かけて50万円……」とあまりの高額な値段に呆気にとられていた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』は4月18日より全国公開