アメコミ最大手マーベル、"オタクの祭典”コミコンに今年は不参加 ファンから悲鳴
アメコミの最大手であるマーベルが、今年7月にサンディエゴで開催予定のアメリカ最大級のオタクの祭典コミコン・インターナショナル(以下、コミコン)への参加を見送っていると、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が明かした。
現在同作の続編を製作中のガン監督は、自身のFacebookで「続編の脚本やキャラクター以外のことなら」とファンから質問を募る形でQ&Aを実施。その中の「サンディエゴのコミコンに監督は来ますか?」という質問に対して、「僕はわからないね。マーベルは行かないけど、僕も同じく行かないかどうかはわからない」とコメントした。
コミコンには毎年映画やゲーム、コミックの関連企業が参加しており、それぞれの企業が新作のプロモーションの場として活用している。マーベルもそれにたがわず、昨年のコミコンでは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の会見を実施した。それだけにこの告白には海外のファンやメディアもびっくり。インターネット上には「予定を空けていたのに、マーベルは来ないのか……」「マーベルなしのコミコンって何事!?」と悲鳴が相次いでいる。また不参加の理由について、ディズニーのファンイベントD23 Expoが、今年8月にカリフォルニア州アナハイムで開催を予定していることから、ディズニーの傘下企業であるマーベルが配慮したのではないかと分析する声も見られた。
さらに「ガン監督はうそをついているんだ」というファンに対して、ガン監督はツイッターで「僕はファンに対してこれまでうそをついたことはないよ。これからもね」とつぶやき、確かであると強調している。マーベルは今のところコメントを発表していない。(編集部・井本早紀)