リメイク版『オリエント急行殺人事件』の脚本家が決定!
『グリーン・ランタン』の脚本家として知られるマイケル・グリーンが、20世紀フォックスが製作する、映画『オリエント急行殺人事件』のリメイク化で脚本を担当することになったとVarietyが伝えた。
原作は、ヨーロッパを横断する国際夜行列車で殺人事件が起こり、同乗していた名探偵ポワロが乗客たちを尋問し事件解決に乗り出すという、1934年出版のアガサ・クリスティのミステリーの名作。
1974年にシドニー・ルメット監督、アルバート・フィニー、イングリッド・バーグマン、ローレン・バコール、ショーン・コネリーら豪華キャストで、パラマウントにより映画化されている。また、2001年には、『スパイダーマン2』のドック・オク役で知られるアルフレッド・モリナ主演によるテレビ映画版「オリエント急行殺人事件 ~死の片道切符~」、2010年には、デヴィッド・スーシェがポワロを演じたテレビドラマ「名探偵ポワロ」シリーズの「オリエント急行の殺人」が製作されている。
リドリー・スコットがプロデューサーを務めることになっており、リメイク化企画は2013年より進められているが、ようやく脚本家が決定するに至ったようだ。グリーンは、『ブレードランナー』の脚本家の一人ハンプトン・ファンチャーと共に、『ブレードランナー』続編の脚本担当にも抜てきされている。(鯨岡孝子)