『ドラえもん』が新作6本を抑えてV2!『イントゥ・ザ・ウッズ』も好スタート!
映画週末興行成績
16日、土日2日間(3月14日~15日)の全国映画動員ランキングを興行通信社が発表し、ベストテンに新作が6本ランクインする中、『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』が2週連続で1位を獲得した。先週末だけで動員41万8,700人、興行収入4億7,468万3,950円を記録した本作。15日までの公開9日間で、累計成績は動員107万7,330人、興収12億3,617万3,750円を突破している。
映画『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』フォトギャラリー
おとぎ話の主人公たちのその後を描いたブロードウェイ・ミュージカルの映画化『イントゥ・ザ・ウッズ』は2位に初登場。全国342スクリーン公開で動員32万8,722人、興収4億2,603万8,800円を記録し、2000年以降に公開された実写ミュージカル映画としては、歴代1位のオープニング成績を樹立した。
福士蒼汰と有村架純のダブル主演作『ストロボ・エッジ』は3位にランクイン。全国294スクリーン公開で動員28万6,450人、興収3億3,243万7,800円を記録した。客層の男女比は1対9。年齢別では16~19歳が41%、13~15歳が28.2%と10代が半数以上を占めた。咲坂伊緒の人気漫画を実写化した青春ロマンスで、女子生徒の憧れである男子高校生・蓮(福士)と彼をいちずに思う少女・仁菜子(有村)の姿を、周囲の恋模様も交えて追う。
人気シリーズ最新作『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』は初登場4位。全国213スクリーンで、動員11万2,883人、興収1億3,036万3,100円を記録した。
大沢たかお主演の『風に立つライオン』は5位にランクイン。全国309スクリーンで公開され、動員は11万1,217人、興収は1億3,269万1,300円。ベネディクト・カンバーバッチ主演の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は初登場8位。全国61スクリーン公開で、動員4万2,572人、興収5,390万800円を記録。カンバーバッチファンの女性層や、40代~シニア層を中心に集客をしており、全国の劇場で計59回の満席が出る好稼働となった。
今週末は『映画 暗殺教室』『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』などが公開予定。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2015年3月14日~15日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』:2週目
2(初)『イントゥ・ザ・ウッズ』:1週目
3(初)『ストロボ・エッジ』:1週目
4(初)『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』:1週目
5(初)『風に立つライオン』:1週目
6(2)『アメリカン・スナイパー』:4週目
7(3)『ソロモンの偽証 前篇・事件』:2週目
8(初)『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:1週目
9(4)『ベイマックス』:13週目
10(初)『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』:1週目