ワーナー実写版『ジャングル・ブック』撮影開始!ディズニー版に劣らぬ豪華キャスト
ワーナー・ブラザースが実写版『ジャングル・ブック』の撮影を開始したと発表した。現在、ディズニーも『アイアンマン』シリーズで知られるジョン・ファヴロー監督のもと同原作・同タイトルの実写版を製作している。
本作は実写とモーションキャプチャーから成り、映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズのゴラム役で知られる俳優アンディ・サーキスが、モーションキャプチャーの知識と経験を生かし、出演のみならず監督デビューを果たす。インドのジャングルに生息するオオカミの群れによって育てられた人間の少年モーグリが、クマのバルーとヒョウのバギーラの保護のもと、ジャングルの過酷さを学んでいくにつれ、唯一どう猛なトラ、シア・カーンを除いて動物たちからジャングルの一員として認められるようになっていく様子を描く。
豪華なキャストが勢ぞろいの本作は、モーションキャプチャーによって演じるのか、声のみの出演になるのか明らかにはされていないものの、監督のサーキスが賢いクマ(バルー)、ベネディクト・カンバーバッチが凶暴なトラ(シア・カーン)、ケイト・ブランシェットが意地悪なヘビ(カー)、クリスチャン・ベイルがずる賢いヒョウ(バギーラ)、『007 スカイフォール』のナオミ・ハリスが赤ん坊だったモーグリをわが子として迎え入れる母親オオカミ(ニーシャ)、『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャック・レイナーがモーグリの兄弟オオカミを担当し、『ローン・サバイバー』の子役ローハン・チャンドがオオカミに育てられる人間の少年モーグリを演じる。
プロデューサーを務めるのは、『ハリー・ポッター』シリーズの脚本を手掛けたスティーヴ・クローヴスと『エリザベス:ゴールデン・エイジ』のジョナサン・カヴェンディッシュ、そして『ゼロ・グラビティ』のニッキー・ペニーが製作総指揮を務める。また、クローヴスの娘カーリー・クローヴスがラドヤード・キプリングの同タイトルの小説を基に脚本を執筆。2017年10月6日全米公開を予定している。
ちなみに、2016年4月15日全米公開予定のディズニー版では、声のみの出演となるが、ビル・マーレイがクマ(バルー)、『パシフィック・リム』のイドリス・エルバがトラ(シア・カーン)、スカーレット・ヨハンソンがヘビ(カー)、ベン・キングズレーがヒョウ(バギーラ)、ルピタ・ニョンゴが母親オオカミを担当し、オーディションで選ばれた新人ネール・セティが少年モーグリとして出演する。(編集部・石神恵美子)