ドラえもんには親指がある!ドラえもんの手形、ジャッキー、スタローン、ヨン様ら国際的スターとともに設置!
『映画ドラえもん』シリーズの35周年を祝して22日、映画スターの手形が多く並ぶ日比谷シャンテ・合歓の広場にドラえもんの手形が設置された。お披露目式にはドラえもんの声を演じる声優の水田わさび、35周年ドラ☆応援団の一員でもあるサバンナの高橋茂雄も駆けつけ、水田は手形を前にドラえもんの声で「すべてのパーツがまん丸でとっても可愛い!スーパースターの仲間入り嬉しい!」と歓喜の声を上げた。
合歓の広場は1987年10月9日に日比谷シャンテがオープンした際に作られた広場。日比谷が東宝発祥の地であることから、映画の街にふさわしいモニュメントをと、ハリウッドのチャイニーズシアターさながらに、地面に国内外映画スターの手形が設置されている。ドラえもんの手形は人間以外の生き物としては初の選出で、ぺ・ヨンジュン、ジャッキー・チェン、シルヴェスター・スタローンら国際スターの手形が並ぶ一角に76人目の手形として設置された。
また、今回のドラえもんの手形には、見慣れない親指がついているが、同席した藤子・F・不二雄プロ社長の伊藤善章は「見てわかると思うんですけど、親指が特徴。まん丸の手を想像されると思うんですが、漫画の中にちょこっとだけ親指が出てくるんです。ちょっと変化をつけようということで今回は片方の手に親指をつけました」と説明。また、ドラえもんの瞳が藤子・F・不二雄の横顔になっており、「先生に、生みの親として我々感謝していることを表しました」としみじみ話していた。
サバンナの高橋は記念撮影中、ドラえもんの隣のスタローンの手を踏んでいることに気付き、「失礼しました。ドラえもんを大切に思うあまり気付きませんでした」と苦笑い。ヨン様、ジャッキー、スタローン、ドラえもんという手形の配置にも「なんですか、この並びは?」と興味津々だった。(取材・文:名鹿祥史)
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