「若草物語」の再映画化で女優兼監督のサラ・ポーリーが脚色を担当
作家ルイザ・メイ・オルコットの名作「若草物語」の再映画化で、女優兼監督のサラ・ポーリーが、脚色を担当することが決まった。The Wrapほか複数のメディアが報じている。
本作は、ソニー・ピクチャーズの元会長エイミー・パスカルが、映画『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』のデニーズ・ディ・ノヴィと映画『SAYURI』の脚本家のロビン・スウィコードと共にプロデュースする予定の再映画化作品。ソニー・ピクチャーズは、2013年にも企画していたが、その際は企画倒れになっていたようだ。
原作の「若草物語」は、南北戦争時代を背景に、マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミーの物語を描いたもので、1933年にキャサリン・ヘプバーン主演、1949年にはジューン・アリソン主演、1994年にもソニー・ピクチャーズが、ジリアン・アームストロング監督、ウィノナ・ライダーらのキャストで映画化していた。
プロデューサーのエイミー・パスカルは、新たな『スパイダーマン』シリーズ企画や、『ゴーストバスターズ』の企画を立てているようだ。今のところ、サラが脚色以外に女優や監督としても関わるかわからないが、彼女の参加で興味深い作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)