「ガンダム」富野由悠季、満面の笑み!「Gレコ」最終話に拍手鳴り止まず!
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督が27日、新宿ピカデリーで行われたシリーズ最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」完結記念ナイトに出席した。大勢のファンと共に本作の最終話を鑑賞した富野監督は、主人公・ベルリの声を担当した石井マークのほか、佐藤拓也、逢坂良太、鶏冠井美智子ら声優陣とともに、客席からのスタンディングオベーションに迎えられ、「皆さまがたとこういう形で今日お会いできたことを生涯の喜びにしたい」と満面の笑みを浮かべた。
“富野ガンダム”としては15年ぶりのテレビシリーズを終えた富野監督。拍手喝采の中、深々と頭を下げると「ドタバタしたもので本当にすみません。わかりにくくて。完璧でない部分もありますがご容赦していただきたい」とコメント。
最終話では、井荻翼名義で声優にも初挑戦しており、「監督(の声優ぶり)はどうでしたか?」と司会者が客席に問いかけると、会場からは再び拍手。さらに、声優陣から「うまかったですね」「ナチュラルでした」「味がありました」と絶賛されると、富野監督は照れくさそうな表情を見せた。
またトーク中、石井が「終わってしまうのがものすごく寂しい」とコメントするなど、「Gレコ」終焉に声優陣らが名残惜しそうな表情を見せると、富野監督は「まだ、もう少しやってもいいという神からの言葉があれば……」と続編に前向きな発言。会場が一気に沸き立つと「年寄りを変に褒めると図に乗ってしまいますよ」とうれしそうな表情を見せた。
イベントには本作のエンディング曲「Gの閃光」を歌うハセガワダイスケもサプライズで登場し、監督、声優陣、さらにこの日登壇していたキャラクターデザインの吉田健一、メカニカルデザインの安田朗、形部一平、デザインのコヤマシゲトらと一体となって同曲を熱唱。盛大にイベントを締めくくった。(取材・文:名鹿祥史)
アニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」はMBS、TBSほかBS-11、アニマックスにて放送、バンダイチャンネル、dアニメストア、ガンダムチャンネルほかで配信中