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『進撃の巨人』特殊造形プロデューサーがゾンビメイクを伝授!見事な早業に学生も感激!

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ゾンビメイクを指導する特殊造型アーティストの西村喜廣(左)
ゾンビメイクを指導する特殊造型アーティストの西村喜廣(左)

 沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 -第7回沖縄国際映画祭-」の共催イベントである「コザフィルムステージ」で27日、特殊造型アーティストの西村喜廣がゾンビメイク講座を行った。

 「コザフィルムステージ」は沖縄市のコザ・ミュージックタウンを主な会場として、映画上映やムービースクール、学生映画祭などを実施するイベント。西村は沖縄市で撮影された映画『ハイサイゾンビ』に特殊造型として参加しており、そうした縁からゾンビメイク講座の指導を担当することになった。

 講座には近隣の中学・高校・大学の学生グループが参加。まずはシリコンを固めて傷を形成し、そこに赤のドーランや血のりを加えて生々しく仕上げていく。西村やアシスタントの下畑和秀が手際よく、見ているこちらが痛みを感じるような傷を作り上げると、参加者からは「スゲぇ……」「むっちゃグロい」といった驚嘆の声が上がった。

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こんなリアルなゾンビメイクが15分ほどで完成!

 続いて講座は本格的なゾンビメイクへと移行。深い緑を基調にしたゾンビ色(?)のベースをメイク対象の顔に塗ると、そこに特製スタンプで死斑を施し、出血やアザなどを筆で描き加え、15分ほどの早業でゾンビが完成。そのスピードと、よく知るゾンビの姿が目の前で再現されるさまに、再び参加者から「おぉ」といった感嘆の声やため息が漏れた。

 夏の公開を控える実写版『進撃の巨人』で特殊造形プロデューサーを務める西村は、講座の当日に沖縄入りして夜には東京へ戻るという多忙ぶり(29日には再び沖縄へ戻るという)。過密スケジュールを押しての参加となったが、「映画祭は映画通の人が来ていることが多いけど、沖縄は若い人が多い。みんな楽しんでいて良かった」と満足げに述懐。さらに『進撃の巨人』に関して「僕も関わっているということでCGではなくほぼ造形なので。監督の樋口真嗣さんもそういう人でそれが日本の良さだし、見応えがあると思います」と語った。(長谷川亮)

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CGでは出せない魅力に学生もビックリ!

「島ぜんぶでおーきな祭 -第7回沖縄国際映画祭-」は3月29日まで開催中

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