アニメ「牙狼」ついに最終回!声優・浪川大輔も感無量!
今夜(27日深夜)最終回を迎えるテレビアニメ「牙狼<GARO> -炎の刻印-」(テレビ東京系)の、最終話先行上映&トークショーが27日、新宿バルト9で行われ、声優の浪川大輔、堀内賢雄、野村勝人、天神英貴と林祐一郎監督が出席し、本作への熱い思いを語った。
この日、劇場に詰めかけたファンと一緒に最終話(第24回)「光芒-CHIASTOLITE-」を観終えた主人公レオン/ガロ役の浪川。「今は、やりきって終わった感がハンパない」と特撮作品としてスタートした「牙狼」シリーズ初のアニメ版を完成させた満足感を口にすると、「『牙狼』自体が10年という歴史のある作品。こうしていろいろなものが受け継がれていくんですね」と感激しきりで感想を述べた。
また、レオンの父であるヘルマン/ゾロ役の堀内も「登場人物たちの絆が、こんなにも深いものかと涙を禁じえないです」と話した後、「収録のときに(内容に)感激して、わが息子、浪川くんの手を握って、そのままスタジオを出たのを思い出します」と告白。これに浪川も「一緒に飲んでいても、堀内さんは、すぐ作品の話になっちゃう。それだけ『牙狼』が好きなんですね。今日も(ヘルマンの女好きキャラの影響で)服を脱ぎ出すんじゃないかと心配です」と語り、会場を笑わせた。
そして、エマ・グスマンの声を担当した声優・朴路美からのコメント動画が上映されると、最後に林監督が「物語の最後をどう締めるか、ギリギリまで詰めて、やっと出来上がった」とコメント。「キャスト、スタッフの執念と熱さが、画面にも表れているんじゃないでしょうか。皆さんのテンションの高さに涙ぐむこともありました。集大成的なものになった」と話し、公開時期やタイトルは未定ながら、将来的に劇場版アニメの予定があることも明かしていた。
本作は、雨宮慶太原作の人気特撮ドラマ「牙狼」シリーズをテレビアニメ化したファンタジー作。黄金騎士ガロの称号を受け継ぐ若者レオンと国を追われた王子アルフォンソ、2人の少年をめぐる物語をつづる。(取材/岸田智)
テレビアニメ「牙狼<GARO> -炎の刻印-」最終回はテレビ東京系にて27日深夜1時23分より放映