米倉涼子がオスカー作『バードマン』とコラボ!洋画テレビスポットのナレーション初挑戦
女優の米倉涼子が、第87回アカデミー賞で最多タイとなる4部門(作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞)に輝いた映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』とテレビスポットのナレーションという形でコラボレーションしたことがわかった。米倉が洋画テレビスポットのナレーションを担当するのはこれが初めて。
本作は、かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博しながらも現在は失意の日々を送り、ブロードウェイの舞台で復活を果たそうとしている俳優リーガン(マイケル・キートン)が、現実と幻想のはざまで追い詰められていくさまを描いたブラックコメディー。『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督と『ゼロ・グラビティ』の撮影監督エマニュエル・ルベツキが、全編1カットに見える圧巻のカメラワークでブロードウェイの裏側を映し出した。
日本での活躍の傍ら、2012年にはミュージカル「CHICAGO」でブロードウェイ主演デビューも果たしている米倉は、本作で描かれる劇場のバックステージの“匂い”、臨場感に刺激を受けたという。劇中、レズリー(ナオミ・ワッツ)が女優として初めてセントジェームズ劇場の舞台に立つ姿を見て、自身のブロードウェイ挑戦を思い出し、「絶対に失敗できない、絶対に成功させてやるんだ」という気持ち、またその舞台に対して「自分が少しでも役に立ちたいという思い」に共感したと語っている。(編集部・市川遥)
映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月10日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開