杏主演「花咲舞が黙ってない」続編が7月放送決定！

　女優の杏が主演を務める人気ドラマ「花咲舞が黙ってない」（日本テレビ）の続編が、7月に放送されることが明らかになった。1作目の後、周囲から「花咲舞よかったよね！　またやらないの？」と声を掛けられていたという杏は、「いろんな人の心に風通しのよい爽快感をお伝えできたのかなと思っていて、またそれを届けられることをうれしく思っています」と喜びを語っている。

　本作は、直木賞作家・池井戸潤原作の金融ドラマ。架空のメガバンク東京第一銀行を舞台に、支店内で起こるあらゆるトラブルを解決する「臨店班」に所属するヒロイン・花咲舞と、落ちこぼれのベテラン行員・相馬健が、臨店先で巻き起こる事件を解決していく姿を描き出す。昨年4月から6月にかけて第1シーズンが放送され、平均視聴率16.0％・最高視聴率18.3%を記録する大ヒットドラマとなった。

　続編では、舞にふんする杏はもちろん、相馬を演じる上川隆也をはじめ、塚地武雅、榎木孝明、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久らレギュラーキャストが再び出演。プロデューサーの加藤正俊は「今回も二人の活躍で、スカッと胸のすくドラマにしたいと思っています」と展望を明かしている。

　撮影は今月26日にクランクインを迎えており、約1年ぶりの撮影に杏は、「舞の衣装を着てメイクをし、前作と同じセットに入るという環境のおかげで、自然と『花咲舞』に戻ることができました」と余裕のコメント。上川も「タイトルを御覧下さい。『2』も『続』も『帰ってきた』も付いてはいません。花咲舞の物語は、何も変わらずに再び幕を開けるのです」と自信をのぞかせている。

　また、原作者の池井戸は、前作について「毎回、花咲舞のきっぷのいい啖呵（たんか）を楽しみに拝見させていただきました。舞の実家を『居酒屋』という設定にするなど、ドラマならではの味付けも成功していたと思います」と高評価。続編について「どんなエンターテインメント作品になるのか、大いに期待しています」と語っている。（編集部・入倉功一）

連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」は日本テレビ系で7月放送開始　毎週水曜よる10時00分～11時00分（放送開始日未定・放送回数未定）