長谷川博己、園子温監督『ラブ&ピース』劇中でバンドデビュー!
俳優の長谷川博己が、主演を務める園子温監督最新作『ラブ&ピース』の劇中で、主人公・鈴木良一としてバンドデビューを果たしたことが明らかになった。
血もエロスも封印した今までの“園子温ワールド”とは一線を画す本作は、ロックミュージシャンになる夢を諦めたサラリーマン・良一が、1匹のミドリガメと出会ったことから始まる奇想天外な物語を、監督自身初となる特撮演出を交えて描く感動と涙のディザスター・エンターテインメントだ。キャストには長谷川のほか、麻生久美子、西田敏行、渋川清彦、奥野瑛太、マキタスポーツらが集結。主題歌はRCサクセションの名曲「スローバラード」に決定している。
長谷川演じる良一がバンドデビューを果たした楽曲「ラブ&ピース」は、6月3日に発売されるオリジナルサウンドトラックに収録される。同曲は良一が結成したバンド「レボリューションQ」のデビュー曲として劇中で歌われるもので、実際に長谷川が歌い、監督自ら作詞・作曲を手掛けた一曲だ。同サウンドトラックは、「ラブ&ピース」を含め長谷川が歌う楽曲が計3曲収録されるほか、主題歌の「スローバラード」、音楽プロデューサー・福田裕彦による劇伴音楽などが収められた豪華な内容となっている。
同時に公開された場面写真では、黒いライダースジャケットを身に着けた長谷川が、地味なヒロインにふんした麻生に向き合っている姿が披露された。いかにもロックミュージシャンな格好をした長谷川が、劇中でどんなパフォーマンスを披露しているのか期待が膨らむ。(編集部・吉田唯)
映画『ラブ&ピース』オリジナルサウンドトラックは6月3日に発売
映画『ラブ&ピース』は6月27日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開