AV撮影のメイクルームでは何が起きてる?ゆうばりグランプリの意欲作が公開決定!
AV撮影現場のメイクルームにおける1日を追ったコメディー映画『メイクルーム』が5月9日より劇場公開されることが決定した。50歳にして現役のAV監督として活動する森川圭がメガホンを取った一本で、先月行われた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」において、見事オフシアター・コンペティション部門グランプリに輝いた意欲作だ。
本作は、2010年に舞台として上演され人気を博したワンシチュエーションコメディーの映画化作品。5人ものAV女優を担当することになった1人のメイクさんを中心に、段取りが悪い監督やマイペースなマネージャーとスタッフ、さまざまな背景を持つAV女優たちなど、特徴的なキャラクターが繰り広げるドタバタ劇が描かれる。
たった1人でクセのあるAV女優たちを相手にするメイクの都築恭子を演じたのは、映画『へんげ』の森田亜紀。濡れ場などの描写はないが、登場するAV女優には現役の人気セクシー女優を起用。引退した後でワケあって業界に戻ってきたレズっ気のある女優役を栗林里莉、泣き虫の新人女優役を川上奈々美、わがままな売れっ子女優役を伊東紅が務める。
森川監督が、ゆうばり史上最年長でオフシアター・コンペティション部門グランプリを受賞したことでも注目を浴びた本作。現在までに1,000本以上のAVを撮影してきた、森川監督のベテランならではの経験がさまざまな描写に生かされており、男女の関係なく、誰もが笑って楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっている。(編集部・入倉功一)
映画『メイクルーム』は5月9日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて公開