米倉涼子、別居報道に苦笑い…何も語らず
女優の米倉涼子が7日、都内で行われた映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のジャパンプレミアに出席。一部で報じられた昨年12月に結婚した会社経営者の夫との別居について去り際にレポーターから質問が飛ぶも、苦笑いを浮かべ何も語らなかった。
本作は、『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督と『ゼロ・グラビティ』の撮影監督エマニュエル・ルベツキがタッグを組み、第87回アカデミー賞4部門(作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞)に輝いたブラックコメディー。かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博した落ち目の俳優リーガン(マイケル・キートン)が、ブロードウェイの舞台で復活を果たそうとするも、現実と幻想のはざまで追い詰められていくさまを描く。
2012年にミュージカル「CHICAGO」でブロードウェイ主演デビューも果たしている米倉は、この日用意されたブロードウェイのセントジェームズ劇場を再現したセットを見て、「ブロードウェイにはこういう劇場がいっぱいあるんです。なんだかワクワクしますね」と当時を懐かしそうに振り返る。また、本作のアンバサダーを務める米倉は、「この映画を観ると、もう一度ブロードウェイに行って舞台に立ちたいなって思います。あと、ブロードウェイの裏側を見ることができるのも魅力」と全力でアピールした。
なおこの日は、マーチングバンドの演奏とともに映画のワンシーンが再現され、事務所の後輩である小芝風花による即興演技に米倉も終始笑顔。小芝の演技を間近で観た米倉は、「よくこんな大勢の前でできるよね! すごい敵が現れた!」と絶賛していた。(取材:坂田正樹)
映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月10日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開