有村昆、愛車デロリアンを売却へ…「バイキング」降板で収入減
映画コメンテーターの有村昆が8日、都内で行われたSF超大作『インターステラー』のブルーレイ&DVD発売記念イベントにタレントの篠原ともえと出席。プライベートで所持している愛車のデロリアンを来年1月に売却する予定だと明かした。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムマシンとして使われたことで知られるデロリアン。改造費含めて約1,000万円という高価な車を、有村が妻で元キャスターの丸岡いずみに内緒で購入したとして話題になったが、売却のきっかけはそんな丸岡の一言だったという。
二人は夫婦でフジテレビのバラエティー番組「バイキング」に出演していたが、4月に有村だけが降板。それに伴って現在、夫婦間の収入格差が問題になっているといい、丸岡から「収入が減ったんだからお尻に火をつけるためにも何かペナルティーを」と持ち掛けられ、論議を重ねる中で最終的にデロリアンを手放すことで合意したという。
丸岡は年内の売却を望んでいたが、今年は同作の公開から30周年という記念の年。また、劇中デロリアンが行った未来が「2015年10月」だったこともあり、有村は「それまでは待ってくれ」と懇願し、来年1月売却の方向で話が進んでいるという。有村は「昨日決まったんですけど、今日1日悲しくて。いや、参りました」とため息。報道陣を前に「デロリアンのお仕事を依頼されるなら今年中に」と呼び掛けたが、「売ることに後悔はないのか」と問われると、「どうでしょう」と首を傾げたあと「まあ、次バットマンカーとかいろいろ欲しいものもありますからね」とぽつり。懲りていない様子だった。
『インターステラー』は、人類の未来のため、壮大なミッションを遂行する宇宙飛行士の姿を描いたクリストファー・ノーラン監督のSFドラマ。篠原は「プラネタリウムの感覚で見ることができた。イマジネーションが広がる作品でわたし自身、物作りをたくさんしたいって思うようになった」とすっかり本作の影響を受けたようだった。(取材・文:名鹿祥史)
映画『インターステラー』ブルーレイ&DVDは発売中