KAT-TUN上田、あまりの過酷ロケに「死を覚悟した」
昨年7月に放送され好評を博した、TBS系バラエティー番組「全世界極限サバイバル」の第2弾に出演する上田竜也(KAT-TUN)、菅谷哲也、武井壮、ワッキー(ペナルティ)が3日、赤坂のTBS放送センターで行われた記者会見に出席、過酷なロケを振り返った。
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出演者たちが最低限の装備で厳しい環境に挑み、100時間生存を目指すさまを映し出す同番組。今回、四人は、カナダの北極圏に位置する極寒の地(上田)、オマーンの灼熱(しゃくねつ)砂漠(菅谷)、絶海の無人島(武井)、毒ヘビやワニなどの危険生物が潜むベネズエラのジャングル(ワッキー)といった危険地帯にチャレンジする。
「死を覚悟した仕事でした。スタッフさんも倒れたり、凍傷になったりと、切羽詰まった中でロケをしてきました」と上田が切り出すと、菅谷も「21年生きてきた中で一番苦しかった」と続ける。さらに武井が「島に圧勝してやろうという気持ちで向かったんですが……。実際は、地球ヤバい、という気持ちです。何が起こったかは番組をご覧ください」と語るなど、それぞれが今回のサバイバルの過酷さをうかがわせた。
ロケにあたっては、水分確保、食料調達、危機回避などが必要となったことを口々に語る出演者たち。そんな流れから、この日の会見場には、実際に菅谷が食料にしたという、サソリの丸焼きが用意された。
最初にはさみの部分を食した武井が「えびの食感がする」と切り出すと、同じくはさみの部分を食べた上田も「うまい!」と続けるなど、まずまずの感想。それを見たワッキーは、胴体部分を口に入れてかみつぶすと、思わず顔色を変えながら「めっちゃまずい! よく食べたね」と菅谷のチャレンジに感心することしきり。その言葉に菅谷は「正直、おいしくないとは思いましたけど、サバイバルのために(砂漠では)無我夢中で食べました」と振り返った。
そんな彼らだったが、「第3弾にチャレンジする意欲は?」という質問に対しては、上田、菅谷、ワッキー共に「またやりたい!」と意欲的なコメント。しかし、過去2回とも参加してきた武井だけは「後になれば気持ちは変わるかもしれませんが……今はもう卒業したい」と弱気な発言で、会場を笑わせた。(取材・文:壬生智裕)
「全世界極限サバイバル」第2弾はTBS系にて4月7日 夜7時より放送