真木よう子の「神木君しかいない」発言に会場から歓声
女優の真木よう子が8日、都内で行われた映画『脳内ポイズンベリー』の完成披露試写会に西島秀俊、神木隆之介、古川雄輝、成河、吉田羊、桜田ひより、浅野和之、佐藤祐市監督と共に出席した。イベント中、感情がポイントである映画にちなんで脳内の自己分析を行うと、真木が「わたしは神木君しかいないです」と発言し、会場から歓声が上がるも、続けて神木が担当している感情の一つである「ポジティブです」と真意を説明する一幕があった。
本作は水城せとなの同名人気漫画を基に、悩めるアラサー女子のいちこ(真木)が、7歳下の男性と年上の男性との間で揺れ動く心境を、思考を擬人化した5人のキャラクターと共に描くラブストーリー。西島、神木、吉田、桜田、浅野の五人が脳内のメンバーを演じ、“脳内会議”を行う様子などをコミカルに描き出す。
自身をポジティブと明かした真木は、「楽観的で煮詰まったりしても行き着く所はいいじゃんって感じになっちゃいます。ネガティブも登場するけど、神木君がドッカリ座っている感じです」とその内面を解説。
女性が幸せになるためのアドバイスを求められた際には、「まぁいいやって思っていれば何か良くなりますよ」と前向きな生き方を投げ掛け、女性MCから「そう思っていると良くない男性に引っかかったり危険じゃありませんか?」と心配されるも、「あぁ、育てればいいんじゃないですか?」と男前な発言で会場を沸かせていた。
さらに、真木はクールなイメージから一転、悩めるアラサー女性をコミカルに演じたことに、「楽しかったです。ふふ」と柔和な笑み。客席の女性ファンから「かわいいー!」と黄色い声援も飛び、「これを機にどんどんこういう役をやっていけたらいいなと思います」とコメディー路線への意欲をみせた。(中村好伸)
映画『脳内ポイズンベリー』は5月9日公開