北野映画が警察と初コラボ!武監督が感謝「ありがたいこった」
北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』(4月25日公開)のポスターが、振り込め詐欺の防止に力を入れている愛知県警の防犯ポスターに活用されることが明らかになった。北野監督の作品が警察のキャンペーンに起用されるのは初。北野監督は「撮影場所として、名古屋を中心に愛知県の皆さんには、ずいぶんとご協力いただいた。その上、愛知県警察に活用されるとは、ありがたいこった」と感謝した。
本作冒頭には、主人公の元ヤクザの組長・龍三がオレオレ詐欺に引っ掛かってしまうシーンが登場。愛知県警の担当者は「防犯ポスターを通じて、一件でも振り込め詐欺被害を減らしたい」とコメントしている。防犯ポスターは4月8日から愛知県内の45か所の警察署と署管轄の交番等で約1,000枚が順次掲出される。
『龍三と七人の子分たち』は、元ヤクザの組長・龍三(藤竜也)が、かつての子分たち(近藤正臣、中尾彬、小野寺昭、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健)と共に、若者詐欺グループを成敗しようと奮闘する姿をコメディータッチで描いたエンターテインメント。(編集部・小松芙未)