キング牧師を初映画化!3万人の行進が歴史を変えた『グローリー/明日(あす)への行進』
マーティン・ルーサー・キングJr.牧師を初めて映画化した『セルマ(原題) / Selma』の邦題が、『グローリー/明日(あす)への行進』に決定したことが明らかになった。
アメリカ公民権運動が盛り上がりを見せる1965年に、キング牧師先導のもと決行されたアラバマ州セルマからモンゴメリへの世紀の大行進。デモ行進は白人知事率いる警官隊の暴力的鎮圧によってわずか6ブロックで妨げられるが、「血の日曜日」として全米を駆け巡ったその映像は、人種をまたいで世界を動かすことになる……。3万人もの人々がただ歩くことで歴史を動かす姿が胸を打つこと間違いなしの感動作だ。
キング牧師を熱演したのは、『大統領の執事の涙』『インターステラー』などのデヴィッド・オイェロウォ。トム・ウィルキンソン、ティム・ロス、オプラ・ウィンフリーらベテラン俳優陣が脇を固め、エヴァ・デュヴルネ監督がメガホンを取った。第87回アカデミー賞での歌曲賞受賞や、感動的なパフォーマンスが話題を呼んだ主題歌「Glory」は必聴。(編集部・吉田唯)
映画『グローリー/明日(あす)への行進』は6月よりTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開