ゴジラ、新宿・歌舞伎町に降臨!コマ劇場跡地に実物大ヘッド登場
9日、4月17日にグランドオープンを迎える新宿東宝ビルにて、「ゴジラヘッド」のお披露目点灯式が行われた。
ゴジラヘッドは、日本で最も外国人観光客が訪れる街・新宿に位置する当ビルから、世界的に人気の高いゴジラの魅力を国内外に発信しようと建設されたもので、『ゴジラVSモスラ』(1992)のゴジラをモデルに製作。監修は同作特技監督の故・川北紘一さんが担当しており、より劇中に近いビジュアルになっている。
点灯式では、「ゴジラ、新宿に上陸です!」の掛け声と共に雷鳴がとどろき、サーチライトに照らされる中、白いベールが外されると、重さ約80トン、高さ約12メートルという、ほぼ実物大のゴジラヘッドが同ビル8階の屋外テラスに出現。新宿の夜空に浮かぶ、今にも襲い掛かってきそうな表情のゴジラヘッドは、地上から約52メートル上方にあり、その姿はゴジラが街を破壊しながら進む映画の1シーンを再現したかのようだ。
さらに、目や爪が光るほか、口からはミストを発射。映画内で実際に使用した音源を使用した鳴き声や足音などの効果音など、さまざまなギミックでゴジラの世界観が堪能できるようになっている。この日はゴジラの着ぐるみも同席し、新宿区長・吉住健一氏から特別住民票が、新宿観光振興組合理事長・大西洋氏から新宿観光特使任命書、歌舞伎町商店街振興組合理事長・片桐基次氏からタスキが授与された。
新宿東宝ビルは、新宿歌舞伎町の新宿コマ劇場跡地にオープンする複合商業施設。都内最大級の映画館「TOHOシネマズ新宿」(4月17日開業)と超高層ホテル「ホテルグレイスリー新宿」(4月24日開業)を核に、アミューズメントや飲食・物販店舗などバラエティーに富んだテナントがそろっている。(取材・文:鶴見菜美子)
新宿東宝ビル8Fテラス「ゴジラヘッド」への入場は5月17日まではホテル宿泊者と8Fカフェ利用者のみ
5月18日以降の予定は未定