トム・ハンクスの妻が両乳房を切除
米俳優トム・ハンクスの妻で女優のリタ・ウィルソンが、最近になって乳がんの一種である浸潤性小葉がんと診断され、両乳房切除手術と乳房再建手術を受けたことをPeople.comに声明を通じて明かした。
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同サイトによると、現在58歳のリタは以前から上皮内小葉がん(LCIS)の基礎疾患があったため、毎年の乳房撮影と胸部のMRI検診をきちんと受けていたそう。がんではないとの結果が出たときには胸をなでおろしたという。
しかし、乳がんを経験した友人にセカンドオピニオンを得るべきだとアドバイスされ、別の病理学者の診断を受けたところ、浸潤性小葉がんが発見されたとのこと。
リタは、「わたしは現在回復中で、何よりも重要なことは完治が見込まれていることです。その理由は、早期に発見できたこと、素晴らしい医師たちに巡り合えたこと、そしてセカンドオピニオンを得たからです。今回のわたしの経験によって、何かがおかしいと直感した皆さんが、セカンドオピニオンを得ることにつながればと思っています」とコメントしている。
リタは出演中だったブロードウェイの舞台「フィッシュ・イン・ザ・ダーク(原題) / Fish in the Dark」を休演していたが、5月5日(現地時間)には復帰するという。(澤田理沙)