藤本美貴、つんく♂は大切な人…声を取り戻す日願ってエール
タレントの藤本美貴が20日、都内で行われた映画『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』ブルーレイ&DVD発売記念イベントに出席。声帯の全摘出手術を受け、声を失ったことを告白した音楽プロデューサーのつんく♂に向けて、「前向きな気持ちで手術をされたということで、わたしたちも前向きに元気なつんく♂さんを応援したい」とエールを送った。
「わたしたちにできることは、つんく♂さんが作ってくださった曲を大事に伝えていかなきゃいけないということと、歌い続けること」と語った藤本は、つんく♂が「食道発声法」の習得に取り組んでいることに触れ、「また会話ができる可能性があるということで、そういう意味ではわたしたちも前向きに元気なつんく♂さんを応援したいなと思います」と胸中を告白した。
実際につんく♂の姿を見たのは、「道重さゆみちゃんの卒業コンサートのとき」だといい、「ちらっと姿を見たぐらい。話という話はできていないです。次に会うときは少しでも元気なつんく♂さんにお会いしたい」としみじみ。「ハロー!プロジェクトやモーニング娘。にとっては今でも欠かせない存在」と続けると、「出会わなければ今のわたしもない。旦那さん(庄司智春)とは違った意味で大切な人」と思いを明かした。
また現在、第2子を妊娠中の藤本は、おなかの赤ちゃんについて、「順調です。気づいたらもう7か月。おなかも蹴ります」とうれしそうに報告。仕事については、6月いっぱいまで続けると語っていた。
本作は、タイムトラベルを通して、恋愛や家族関係の大切さを描いたリチャード・カーティス監督の最新作。(取材・文:名鹿祥史)
映画『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』のDVD&ブルーレイは4月24日発売