薬丸裕英、愛川さんの死に放心状態…「アド街」共演者、がん知らされず
俳優・愛川欽也さんの訃報を受け、テレビ東京系「出没！アド街ック天国」（土曜・夜9時～）で共演したタレントの薬丸裕英が17日、自身のブログを更新。「アド街」共演者やスタッフが、愛川さんから肺がんについて知らされていなかったこと明かした。愛川さんは15日に自宅で死去。80歳だった。
「Yahooニュースを見て驚きました。『愛川欽也さん死去』の文字暫く放心状態でした」と切り出した薬丸は、愛川さんが肺がんだったことを初めて知ったと告白。「『出没！アド街ック天国』のスタッフ・レギュラー陣誰1人知らなかったと思います」と続けた。
その理由について「おそらく愛川さんが我々に『心配をかけたくない』という考えから 身内の方以外は誰にも告げずに最後までお仕事をされていたのだと思います」と振り返った薬丸は、「何事もないような元気なそぶりで明るく仕事を全うされた事など 同じ仕事をさせていただく者として心からの尊敬の念を抱いております」と心情を吐露。「アド街」1,000回記念の収録以来、愛川さんに会うことはなかったといい、「残念の一言に尽きます」と後悔の念をのぞかせると、「たくさんの想い出があり過ぎて今は心の整理がつきませんが感謝の気持ちでいっぱいです」と故人をしのんだ。
また同日、番組アシスタントを務めたテレビ東京の須黒清華アナウンサーもブログを更新。「愛川さんが苦しそうな表情を見せることは一度もありませんでした。いつもと変わらない笑顔で、いつもと同じように楽しく収録をしていました」とやはり愛川さんが病気のことを隠していたことを明かし、「2年間、アド街ック天国でご一緒できたこと、愛川さんと出会えたことは私の宝物です」と感謝の念をつづった。（編集部・入倉功一）