AKB48新曲MVは『るろうに剣心』大友啓史監督!完成度にぱるる感涙!
映画『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が、アイドルグループAKB48の40thシングル「僕たちは戦わない」(5月20日発売予定)のミュージックビデオ(以下、MV)を手掛けた。センターを務める島崎遥香は、「自分が思うとおりに演じてほしい」という大友監督の要望に応え、これまでのイメージを覆す演技に挑戦。映像では、メンバーの本格アクションシーンとAKB48史上もっとも激しいダンス楽曲とのコラボレーション映像が展開する。
完成したビデオは、100人を超える『るろうに剣心』チームによって作り出された12分間のアクション大作。22日、新宿バルト9で行われた完成披露試写会で島崎は、その完成度に感激の様子で「これは映画だ、と思いました。いい意味であっけにとられてぼーっとしちゃって、気付いたら涙が出てました」と語った。
メンバーそれぞれが連日猛特訓を行い、劇中では本格アクションに挑戦。大友監督の「まるで闘うかのように、個々がネクストステージを狙う力強いイメージで」というコンセプトに基づく戦闘的なダンスシーンなど、新たな試みをふんだんに取り入れられ、苦痛に顔をゆがませ、倒されながらも何度も立ち上がる闘争スピリットを披露している。
「アイドルという素材は、僕の考えでは、撮る側作る側のスタンスでいかようにも変わる、絶妙な素材であるという感覚があるので、ちょっとチャレンジしてみようかな、と思いました」という大友監督は、作品について「10周年で40作目と聞いたので、『るろうに剣心』のチームを集めて、本気でこの若い子たちとぶつかったら何が生まれるのかな? と率直にそうゆう興味で引き受けました」とコメント。「メンバーの必死な顔を見たいと思って、一生懸命向き合ってできたものはいいものができるものです」と自信をのぞかせている。(編集部・入倉功一)
AKB48ニューシングル「僕たちは戦わない」は5月20日発売 価格:1,524円+税