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田中麗奈、吹石一恵に萌える

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撮影エピソードを明かした田中麗奈
撮影エピソードを明かした田中麗奈

 25日、映画『王妃の館』の初日舞台あいさつが都内で行われ、主演の水谷豊をはじめ、田中麗奈吹石一恵安達祐実らが出席。撮影中、普段のかっこいいイメージから一転、ラブリーな一面も見せた吹石に、田中が萌えてしまったと明かした。

吹石一恵、胸がちらり!初日舞台あいさつフォトギャラリー

 同作は直木賞作家・浅田次郎の長編小説を、テレビドラマ「相棒」シリーズなどの橋本一監督が映画化した笑いと涙あふれる人間ドラマ。「王妃の館」と呼ばれるパリの超高級ホテルの知名度を利用し、倒産しそうな旅行会社が企画したパリ旅行に参加したツアー客たちが繰り広げる騒動を描く。

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 主人公で売れっ子作家・北白川右京を演じた水谷は「メルシー。同じ右京でも、こちらは天才小説家・北白川右京です」と自身の代表作「相棒」とかけてあいさつしつつ、「テレビドラマの場合は1回目の放送というものがあっても多くの方が観ている実感はないわけですね。でも、映画の場合は実感がありますね」と劇場に来場したファンとの対面を喜んだ。

『王妃の館』
吹石一恵、水谷豊、田中麗奈

 また、原作者の浅田について「とても心の広い方」と語り、「普通、原作者の方は自分が作った原作は子供のように思うもので、そう簡単に変えてもらっては困るというのが本音だと思います。でも、浅田さんは『原作は原作です。映画は映画。映像の世界でどうぞ自由に作ってください』とおっしゃってくださって、とてもうれしいことでした」と感謝の気持ちを語った。

 撮影エピソードでは、ワケありOLを演じた吹石が「衣装がラブリーで、普段のわたしとかけ離れている現場で。いつも田中さんに『似合っているから大丈夫!』って」と励ましてもらった様子を恥ずかしがると、田中は「『萌え』ってなっちゃって。普段かっこいい雰囲気なので、全身ピンク来ている吹石さんに萌え萌えして、男性ホルモンが出まくっていました」とメロメロになったと告白した。

 「最近幸せを感じたことは?」という質問では、安達が「この作品の中に自分がいることもですけど、日常的な幸せは子供です。子供が笑っていると幸せです」と母親として充実の笑みを浮かべていた。舞台あいさつにはほかに尾上寛之中村倫也山中崇史青木崇高野口かおる石丸幹二、橋本一監督と総勢11名が登壇した。(中村好伸)

映画『王妃の館』は公開中

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