クリスチャン・ベイルが靭帯損傷のけが 新作の撮影が困難に
映画『ダークナイト』シリーズや『ザ・ファイター』などで知られる俳優のクリスチャン・ベイルが、自宅で膝の靭帯を損傷するけがを負っていたことがわかった。The Hollywood ReporterやThe Playlistが報じている。
クリスチャンは、5月に新作映画『ザ・ディープ・ブルー・グッドバイ(原題)/ The Deep Blue Good-by』の撮影を控えていたが、同作はアクションシーンを多く含むことから、開始が困難に。今後については、お蔵入りになると語る者もいれば、延期だけで済むという者もおり、判然としていないとのこと。
『ザ・ディープ・ブルー・グッドバイ(原題)』は、故ジョン・D・マクドナルドさんによる、私立探偵トラヴィス・マッギーを主人公に描くミステリー小説の映画化。今回の映画化企画は、21作品ある全シリーズの第1作目で、「濃紺のさよなら」という邦題で日本でも翻訳が出版されている。ストーリーは、主人公トラヴィスが、依頼主が奪われたものを取り返して報酬を得る“取り返し屋”として活躍する姿を描くというもの。
CINEMABLENDによると、クリスチャンが株式仲買人を演じ、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピット、スティーヴ・カレルらと共演する現在撮影中の映画『ザ・ビッグ・ショート(原題)/ The Big Short』への影響はないという。(鯨岡孝子)