チャラホスト城田優の左手にパラサイトが寄生!? 菅田将暉主演『明烏』ショートムービー
城田優が出演する映画『明烏 あけがらす』のショートムービー「パラサイト編」が公開され、チャラいホストにふんした城田が、映画『寄生獣』の話題に触れつつ、左手にパラサイトが寄生したと冗談交じりのうさんくさいトークを繰り広げる姿が披露された。
「明烏」などの古典落語をベースにした本作は、品川のホストクラブを舞台に、借金返済に追われる指名ゼロのどん底ホスト・ナオキと、当てにならない同僚や客たちのてん末を描くシチュエーションコメディー。絶体絶命の窮地に陥った主人公・ナオキを演じる菅田将暉をはじめ、若葉竜也、新井浩文、ムロツヨシ、佐藤二朗らが名を連ねる。メガホンを取ったのは、『HK/変態仮面』『女子ーズ』などの福田雄一監督。
公開された映像は、城田がカメラに向かって一人芝居するさまを捉えたもの。真っ赤なジャケットを身に着けた派手なナンバー1ホスト役の城田が、『寄生獣』の興行収入に絡めて『明烏 あけがらす』を薦める姿が映し出されている。さらに、「俺の左手にパラサイトが寄生している……!?」と動き回る左手に驚いた様子を見せ、ドンペリをグラスに注ぐ左手に向かって、「ついじゃう~」とノリノリになる場面も。本作の雰囲気がにじみ出た、遊び心あふれる映像になっている。
このために監督が書き下ろした台本は、A4用紙をびっしりと埋め尽くすほどで、一人芝居とは思えない分量に城田も「前々日に、一人喋り(の台本)を4ページ頂いたんですが、頂いた時は文量の多さに『マジか!』と思った」と驚いたことを告白。「昨日の夜中2、3時くらいまで読んで、今朝も早めに起きて読んで、ベースを頭に入れてやらせて頂きました」と撮影を振り返った。監督が思わず「もうホストになっちゃえよ(笑)」と口にしてしまうほどの城田のホストぶりに注目だ。(編集部・吉田唯)
映画『明烏 あけがらす』は5月16日に全国公開