シュワちゃん、数々の決めゼリフを振り返る!どれも予想外の流行だった
「アイル・ビー・バック」の決めゼリフと共にアーノルド・シュワルツェネッガーを世界的スターに押し上げた大ヒット映画『ターミネーター』(1984)。シリーズ第5弾となる最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でも、おなじみのセリフを聞くことを多くのファンが楽しみに待つ中、シュワルツェネッガー本人が、同シリーズをはじめ、『コマンドー』『シュワルツェネッガー/プレデター』など自身の主演作から生まれた数々の名言を振り返った。
シュワちゃん・イズ・バック!『ターミネーター:新起動/ジェニシス』予告編
今回の『ジェニシス』では、『ターミネーター3』(2003)以来およそ12年ぶりに、人類反乱軍を率いることになる男の母親を消すために未来から送り込まれた殺人アンドロイドT-800役に復帰するシュワルツェネッガー。当然、多くの観客が再び「アイル・ビー・バック」のセリフを聞くことを期待しており、本人も「そうだね。どうなるかわからないけれど」と語る。
本作以外でも数多くの名ゼリフを持つシュワルツェネッガー。「セリフを言っているときは、それが作品を象徴するセリフになるかどうかなんて、わからないんだよ」と笑顔を見せると、「(『ターミネーター2』での)アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー(また会おうぜ、ベイビー)というセリフを観客がマネすることになるなんて、思いもよらなかった」と当時を振り返った。
さらに「『プレデター』のスティック・アラウンド(そこに立ってろ)も同じだよ」といい、「劇中、敵をナイフで刺して張り付けにするときのセリフで、僕が思いついたものなんだ。響きがおかしいと思ってね。そしたら観客が、そのセリフを繰り返すようになった」と明かしたシュワルツェネッガー。「それから『コマンドー』で、崖からつるした(敵組織のメンバー)サリーに、『お前は最後に殺すと約束したな、あれはウソだ』っていうセリフも、流行るとは思わなかった」と続けた。
今回の『ジェニシス』でも、「まだ、みんなに教えられない」セリフがあるとのこと。おなじみの名文句だけでなく、本人も予期しないところで、新たな名言が誕生することになるかも?(編集部・入倉功一)
映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日より全国公開