仲里依紗の私服は小学4年生みたい？岸谷五朗の暴露に照れ笑い
女優の仲里依紗が8日、表参道のスパイラルホールで行われたWOWOWの連続ドラマW「テミスの求刑」完成披露試写会に出席、共演者の岸谷五朗から「私服は小4（小学4年生）みたい」と言われたことを明かした。この日はほかに杉本哲太、権野元監督も来場した。
仲が本格サスペンスドラマ初主演を務めることでも話題の本作は、「えん罪をどう償うのか」がテーマ。劇中、女性検察事務官・平川星利菜にふんする仲は、「ずっとグレーのスーツで、同じ髪型の役。これまでわりと派手な役が多かったので、女の子としてはつまらないところもありましたが、おかげで星利菜ちゃんに近づくことができました。完成した映像を観て、頭が良さそうに見えたのでホッとしています」とちゃめっ気たっぷりにあいさつ。
さらに「26歳になるので、大人の階段を上らないといけない。実は岸谷さんから（私服が）小4と言われたんですよ！」と撮影を振り返ると、対する岸谷は「楳図かずおさんみたいなボーダーの赤を着ていた」と証言。その言葉に「自分的には古着っぽい感じだったんですが」と照れくさそうな顔を見せた仲は、「これからは大人のドレッシーなのも追求していきたい」と決意した様子だった。
また岸谷は、「また監督が、現場でセリフをどんどん変えちゃうんですよ。（いきなりの変更で）覚えられるか、と杉本さんが台本をたたき付けているのを見ましたからね」とジョークを交えて暴露。すると権野監督も「僕も見ました」と杉本をちゃかし始める。
そんな二人の言葉に杉本は、「20日前からセリフを覚えたのに、現場で変更が入る。でも全体の流れと照らし合わせると（その変更も）なるほどな、と納得できるし、これは面白くなるなと思った」と笑顔で述懐。権野監督も「実際に皆さんの演技を見ていると、この人ならこう動くだろうなと思いつくんです。そういう意味では皆さんに肉付けしてもらったようなもの。杉本さんが言っていたのは、第4話のクライマックスのシーンですが、結果、緊張感のあるシーンになったので、台本を投げつけられて良かった」とジョークを交えて振り返っていた。（取材・文：壬生智裕）
連続ドラマW「テミスの求刑」は5月10日よりWOWOWプライムにて放送開始 毎週日曜よる10時放送（全4話・第1話無料放送）