日本の自殺名所が舞台…ガス・ヴァン・サント×渡辺謙の新作、日本公開が決定!
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ミルク』などのガス・ヴァン・サント監督がメガホンを取り、『ダラス・バイヤーズクラブ』のオスカー俳優マシュー・マコノヒーとハリウッドでも活躍する日本人俳優・渡辺謙が初共演を果たす、話題の新作『ザ・シー・オブ・ツリーズ(原題) / The Sea of Trees』が2016年に日本公開されることが決定した。
本作は、自殺の名所として知られる富士の樹海を舞台に、自殺志願のアーサー(マシュー)が、同じ目的でやって来たものの心変わりし、樹海からの脱出を試みる日本人男性タクミ(渡辺)に出会い交流することで、人生を見つめ直すというストーリー。『マルホランド・ドライブ』などのナオミ・ワッツも出演している。
ハリウッド業界人が選ぶ製作前の優秀脚本リスト「The Black List 2013」に選出されているほか、本年度カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを競うコンペティション部門での正式上映が決定しているなど、映画ファンにとっては見逃せない一作となりそうだ。(編集部・石神恵美子)
映画『ザ・シー・オブ・ツリーズ(原題)』は2016年全国公開