玉置浩二、ゾンビ役で友情出演!親友・哀川翔のため「俺しかいない」
歌手の玉置浩二が、俳優・哀川翔の芸能生活30周年を記念した品川ヒロシ監督最新作『Zアイランド』(5月16日公開)に、ゾンビ役で友情出演していることが明らかになった。玉置は主演を務める哀川の大親友として知られ、「同じ時代を駆け抜けて来た翔ちゃんの30周年記念主演最新作であり、品川監督とのパッションを見守りたかったのかな」と出演を決めた理由を明かしている。
哀川にとって通算111本目の主演作となる記念すべき本作は、謎の疫病がまん延する絶海の島を舞台に、ヤクザとゾンビが壮絶な戦いを繰り広げる異色のアクションエンターテインメント。品川監督の前作『サンブンノイチ』にも出演していた哀川がその撮影現場で、品川に直接監督をオファーしたことから製作されることとなった。
撮影を聞きつけ、ロケが行われた新潟県・佐渡島を訪れていたという玉置は、品川監督が「誰か名の知れたゾンビが欲しい」と考え、自らその役をやるつもりだということを知り、「撮影終盤……メイクに4~5時間かかるスーパーゾンビ……! ワンシーン……俺しかいないな」と出演を決意したそうで、「このために佐渡に1週間もいたんだと、ただ飯食ってたわけじゃないと思い、救われたのであります。イエーイ!」と述懐。「ヤバイ! キマッたぜぇ」と完成作を観た感想を明かした。
そもそも玉置がなぜ撮影現場にいたのかは、プロデューサーの二宮直彦氏も定かでないようで、「突然、なんの前触れもなく来たんですよね。ホントに。昼は撮影に立ち会って、夜は宴会で歌を披露してくれて監督・キャストの皆さん・スタッフ全員感激でウットリしました。玉置さんの翔さん・品川監督への愛が深い故に1週間いらっしゃったんでしょうね」とコメントしている。(編集部・中山雄一朗)
映画『Zアイランド』は5月16日より全国公開