クリストフ・ヴァルツが映画監督デビュー!
映画『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』で、2度のアカデミー賞助演男優賞を獲得した演技派俳優クリストフ・ヴァルツが、新作映画『ザ・ワースト・マリッジ・イン・ジョージタウン(原題) / The Worst Marriage in Georgetown』で、監督デビューを果たすことがVarietyや複数のメディアによって明らかになった。
本作は、ヴォルテージ・ピクチャーズの下企画されている作品で、同会社が製作資金を全額捻出し、製作も担当する。ヴァルツは監督だけでなく主演、そしてエリカ・スタインバーグ、ニコラス・シャルティエらと共にプロデューサーも務めるようだ。
脚本は、『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』の原作者デヴィッド・オーバーンが、ニューヨーク・タイムズ・マガジンに掲載された実際の記事を脚色する。そのストーリーは、風変わりでずる賢いアルブレヒト・ムスが裕福な未亡人のヴィオラ・ドレイスを誘惑して結婚し、二人で豪勢なパーティーを繰り広げながら政界のトップ入りをしていくというもの。しかし、アルブレヒトはヴィオラを殺害してしまい、それをきっかけに、今までのうそが明るみになっていく。
ヴォルテージ・ピクチャーズはこれから行われるカンヌ国際映画祭で、配給会社とのセールスを行うことになっている。果たしてヴァルツは、監督としてどのような手腕を見せてくれるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)