『A.I.』天才子役、11年ぶり来日決定!新作ホラー引っ提げファンと再会!
映画『シックス・センス』『A.I.』の演技で天才子役として一世を風靡(ふうび)した俳優のハーレイ・ジョエル・オスメントが、新作映画『Mr.タスク』PRのため、11年ぶりに来日を果たすことが明らかになった。6月25日と26日のプロモーションを予定しており、26日の夜は舞台あいさつにも登壇する予定だ。
かつて、はかなげな表情と潤んだ瞳で日本でも絶大な人気を博したハーレイ。現在は27歳となり、2004年4月の『ウォルター少年と、夏の休日』以来、11年ぶりの来日について、「1994年~2004年の間に訪れた日本での記憶は、海外でのプレスツアーの中でも最も好印象なものばかり。どこへ行っても素晴らしい人々に迎えられ、世界のどことも異なる最高の景色を観ることができた。日本での『Mr.タスク』の宣伝や、僕のことを応援してくれているファンと再会できることをとても楽しみにしているよ」と語っている。
そんなハーレイの新作は、人間をセイウチに改造することを夢見るサディスティックな老人の凶行を描いた、異色のホラー映画。セイウチへと変貌させられてしまう主人公ウォレスには『ダイ・ハード4.0』のジャスティン・ロングがふんしており、ハーレイはウォレスの友人でオタク青年のテディを演じている。
主演を務めたわけでもない作品での来日実現は、オファーを出した配給会社にとってまさかの快諾だったようで、担当者は「まさか、本当に来てもらえるとは思っていませんでした」と驚きを隠せない様子。ミニシアターである新宿シネマカリテでの舞台あいさつ登壇について「本当に大丈夫なのでしょうか……!?」と語っている。
本作ではそのほか、人間をセイウチに変える凶行に出る老人役で『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『キル・ビル』シリーズなどのクエンティン・タランティーノ作品でも知られるマイケル・パークスが出演。アメリカのオタクたちから絶大な支持を得ている映画監督のケヴィン・スミスがメガホンを取る。(編集部・入倉功一)
映画『Mr.タスク』は7月18日より新宿シネマカリテほかにて公開