藤岡弘、船越英一郎のリーアム・ニーソン愛が爆発
俳優の藤岡弘、と船越英一郎が12日、都内で行われた『ラン・オールナイト』公開直前イベントに来場し、熱いトークで会場を沸かせた。
【写真】藤岡弘、船越英一郎がリーアム・ニーソンの魅力を熱弁!
本作の主演リーアム・ニーソンの大ファンという二人は、リーアム演じる主人公ジミー・コンロンをイメージした衣装で登場。まずは藤岡が「今日はリーアムになりきって。呼んでもらって本当にうれしく思っています。最高ですね」とご機嫌にあいさつすると、船越も「僕もファンという意味では藤岡さんの次くらいかも。僕も興奮していますよ」と早くも上気した表情。
息子の命を守るため、親友でもあるマフィアのボスの息子を殺害。復讐(ふくしゅう)に燃えるボスに命を狙われることとなった殺し屋の逃走劇を描いた本作を、二人は「リーアムの作品の中でも最高の1本」と絶賛。「しゃべり続けたら一晩かかるんじゃないかと興奮している」と藤岡が語る通り、二人の本作に対する愛がとめどなくあふれてくる。「極上のサスペンスには涙が付いてまいります。皆さんこれから涙まみれになりますからね。多くは言えませんが、地下鉄のシーンですよ!」と切り出した船越の言葉に、さっそく藤岡は「あぁ……」。わが意を得たり、といった様子だ。
さらに「そこで息子が父に声を掛ける。ここですよ! ここから涙のオンパレードですよ」と続ける船越に、「そうそう……」と藤岡。「ここから父と息子の距離が縮まってくる!」という船越の言葉に、「そう。縮まってくる……」。さらに船越が「父と子の絆が縮まると涙!」と続けると、「涙だね……」と合いの手。船越の言葉に対する藤岡の熱いリアクションを目の当たりにした会場内からは、ところどころでクスクス笑いが漏れた。
「とにかくこれはね、今のわれわれの世代に勇気やパワーをもらえる映画。男が観るべき映画!」と藤岡が切り出すと、船越も「一言付け加えるなら、こんな男の生きざまを女性に観てもらいたい。男が強くなるためには女性が必要。女性のバックアップがないと男たる生き方ができない。ぜひ女性にも観ていただいて、世の男性たちにエールを送っていただきたい」とコメント。その言葉に藤岡は「いいこと言うねぇ」と最後までほれぼれした様子を見せた。(取材・文:壬生智裕)
映画『ラン・オールナイト』は5月16日より全国公開