本家「CSI:科学捜査班」15シーズンで終了決定 フィナーレはテレビ映画に
15シーズンにわたって続いた人気テレビドラマ「CSI:科学捜査班」が、すでにアメリカで放送が終了した第15シーズンを持って打ち切られることが米CBS局により発表された。
2000年からスタートした同ドラマは、15シーズンを放送している間に、「世界で最も視聴されているドラマ」のタイトルに5度輝いている。法廷では陪審員が科学的証拠を重視する「CSI効果」と呼ばれる現象が起きるようになったほか、犯罪者がドラマをヒントに漂白剤などで証拠隠滅を図るようになったとまで報じられるほど影響力の強いドラマだった。
フィナーレは2時間のテレビ映画となり、9月27日(現地時間)にアメリカで放送されるとのこと。オリジナルキャストのウィリアム・ピーターセン、マージ・ヘルゲンバーガーの出演も決定しているという。
一方、第12シーズンからCSIチームの責任者D・B・ラッセルを演じてきたテッド・ダンソンは、スピンオフドラマ「CSI:サイバー(原題) / CSI: Cyber」のレギュラーになることが発表されている。
同ドラマからは「CSI:マイアミ」「CSI:ニューヨーク」「CSI:サイバー(原題)」がスピンオフとして誕生。「CSI:マイアミ」は10シーズン、「CSI:ニューヨーク」は9シーズンで幕を下ろし、「CSI:サイバー(原題)」は第2シーズンの製作が先日発表されている。(澤田理沙)