高橋真麻、初失恋に膝から崩れ落ちて泣いた
フリーアナウンサーの高橋真麻が18日、都内で行われた映画『夫婦フーフー日記』涙婚試写会イベントに、純白のウエディングドレス姿で登場した。昨年1月に人生初の恋人であるIT企業の社長と破局した高橋は、その際「膝から崩れ落ちて、声に出して泣いた」といい、「振られちゃったんですけど、いくら涙を流したか覚えていないくらい泣きましたね。体の水分が全部出ちゃうくらい泣きました。あれは本当に悲しかった」と当時を振り返った。
結婚について、父・英樹からは「焦って本当の運命の人じゃない人と結婚するくらいなら焦らなくていい」と言われているが、母親からは「どんどん女性としてスペックが下がっていくんだから、もう少し現実を見なさい」とハッパをかけられているという。しかし、当の本人は「結婚がしたいわけじゃなく、結婚したいと思えるくらい好きな人と出会えたらいいなと思っている」そうで、「婚活ではなく恋活」に励んでいるのだとか。
気になる理想の男性は「ウィキペディアのような物知りな人。知的好奇心が旺盛な人や、バーベキューのうまい焼き方とか、何でもいいから自分より長けている部分や尊敬できる部分がこんなにあるんだなと思える人がいい」とにっこり。逆に、「ドリーマーは苦手」だという。とはいえ、肝心の恋人はなかなかできないそうで、「友達から恋人になるのがいいんですけど、友達は友達ですね」としんみりしていた。
この日行われた「涙婚」とは、能動的に涙を流すことにより心のデトックスを図る「涙活」と「婚活」を組み合わせ、映画のどのシーンで泣けたかを話題に歓談し、価値観の相違でカップリングを目指すというもの。高橋は「泣ける映画を一緒に観てどういうふうに反応するかを見るのは、今後人を選ぶ物差しになる」と興味を示していた。
本作は、実在の夫婦の闘病ブログを書籍化した「がんフーフー日記」が原作の泣けるコメディー。17年間友達だった夫婦が駆け抜けた闘病の日々に、映画化にあたって死んだはずのヨメがダンナの前に現れるという設定を加え、ダンナが少しずつ現実を受け入れていく過程を描く。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『夫婦フーフー日記』は5月30日より全国公開