8.6秒バズーカー、新ネタ披露も出来は「マイナス1万点」
アニメーション映画『新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend2 -闘走-』のプレミア試写会が18日、都内で行われ、本作で声優に初挑戦したお笑いコンビ、8.6秒バズーカー(はまやねん・田中シングル)が出席。劇中に登場するスポーツカー「AE86」(通称:ハチロク)のパンダカラーにちなんで白黒の衣装で登場した二人は、リズムネタ「ラッスンゴレライ」の「頭文字D」バージョンを披露。ところがはまやねんは、「フワフワだった」とうなだれるくらい緊張し過ぎたといい「今日の出来はマイナス1万点」と力なく語った。
8.6秒バズーカー「頭文字D」バージョン衣装を披露!フォトギャラリー
新ネタの披露について、「いやぁー、緊張したぁ」と冷や汗タラタラのはまやねんに対して田中は、「藤原とうふ店」と胸に書かれたこだわりの衣装について、「映画のロゴも入っていますが、ここがファンにとっては一番うれしいんじゃないですかね」と余裕のコメント。緊張MAXだったせいか、やや放心状態のはまやねんは、終始、何を聞かれてもとんちんかんな解答を連発し、「昨日の夜からフワフワで、頭が真っ白になった」と反省しきりだった。
初挑戦となった声優について田中は、収録について「(セリフが)二言ずつなんですが、30回くらい録り直しましたね。絵と声がかみ合ないし、棒読みになっちゃうんですよ」と収録を述懐。一方のはまやねんも、「もう汗だくでしたね」と振り返り、声だけで演じることの難しさを実感している様子。さらに田中は、「唯一、褒められたのは『うっ!』だけですからね。車を斜めから撮っているシーンで、その『うっ!』が聞けますから」と必死のアピールを繰り広げた。
本作は、しげの秀一による累計発行部数4,860万部を誇る人気コミックを原作とした、新劇場版シリーズ3部作の第2弾。公道最速を目指す若者たちのカーバトルを描く。(取材:坂田正樹)
『新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend2 -闘走-』は5月23日より全国公開