パオロ・ソレンティーノ監督の新作の北米配給権がフォックス・サーチライトに決定!
映画『グレート・ビューティー/追憶のローマ』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した注目のパオロ・ソレンティーノ監督が手掛けた新作『ユース(原題) / Youth』の北米配給権が、フォックス・サーチライトに決定したことがDeadlineや複数のメディアによって明らかになった。
【動画】パオロ・ソレンティーノ監督作『グレート・ビューティー/追憶のローマ』
本作は、ソレンティーノと長年タッグを組んできたニコラ・ジュリアーノがローマのインディゴ・フィルムズのパートナー、フランチェスカ・シーマとカーロッタ・カロリと共に製作した作品。ソレンティーノは脚本兼監督を務めており、今年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、5月20日にプレミア上映が行われる。
アルプスのふもとのホテルで休暇を過ごす2人の旧友を描いた本作には、マイケル・ケイン、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ジェーン・フォンダなどが出演している。本作は英語で製作されているが、ソレンティーノが英語作品を手掛けるのは、ショーン・ペン主演の映画『きっと ここが帰る場所』に続いて2作目となる。
フォックス・サーチライトに配給が決まったことで、作品自体で今後賞レースも期待できそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)