新スパイダーマン有力候補は、童顔俳優エイサ・バターフィールド!
米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントとマーベル・スタジオが手掛けるリブート版『スパイダーマン』の主人公ピーター・パーカー役に、『ヒューゴの不思議な発明』などのエイサ・バターフィールドが有力候補に挙がっていることがLatino-Review.comをはじめとする複数のメディアによって明らかになった。
エイサは、『縞模様のパジャマの少年』『エンダーのゲーム』といった話題作で注目を浴びた18歳のイギリス人俳優。マーベルのケヴィン・ファイギ社長は以前、「ピーター・パーカーの年齢を15歳から16歳くらいに設定して、彼の高校生活に焦点を合わせたい」とColliderのインタビューで語っており、実年齢よりも幼く見えるエイサは適任といえる。また、童顔でありながらも18歳以上であるため、撮影時の労働時間の制限に縛られないというのも製作陣にとって大きなメリットと考えられている。
現時点で公式の発表はなく、エイサはほかの候補俳優と共にスクリーンテストのオファーを受けた段階であるという報道もあり、主役がほかの俳優に決まる可能性は大いにある。しかし、スパイダーマンが本作に先駆けて、2016年5月6日全米公開予定の『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー(原題) / Captain America: Civil War』にシリーズ初登場をするといううわさも広まっており、スパイダーマンを務める俳優が決まるのはもうじきのようだ。
また、異色ホラーサスペンス『キャビン』で監督・脚本を務めて注目を浴びたドリュー・ゴダードが有力監督候補として報道されていたが、最新の監督候補リストにその名はなく、ソニーとマーベルは主役を決め次第、監督を決定するのではないかとみられている。
2018年の公開に向けてソニーが予定していた『アメイジング・スパイダーマン』第3弾が中止となった代わりに、マーベルとの提携で製作される本作。2017年7月28日全米公開を予定している。(編集部・石神恵美子)