ペドロ・アルモドバル製作!アルゼンチン歴代興収1位のオスカーノミネート作が日本公開
第87回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『Wild Tales』(英題)の邦題が『人生スイッチ』となり、日本公開日が7月25日に決定した。
本作は、本国アルゼンチンで公開されるやいなや映画『アナと雪の女王』の2倍以上の興行収入を記録し、アルゼンチン史上最大のヒット作となったブラックコメディー。夢にまで見た結婚式で新郎の浮気相手が出席したとき、「邪魔なんだよ!」とボロ車を抜き去った数分後など、人生において決して押してはならないスイッチを前にした6人の男女が、そのスイッチを押してしまったがために不運の連鎖に巻き込まれる姿をユーモアたっぷりに描く。
登場人物は、息子の無罪を買おうとする大金持ちの父、いつ駐車してもレッカーされ続ける不運な男と個性的な人物ばかり。また彼らが直面することになる人生の岐路も、乗客全員にある共通点があることに気づいた飛行機の中や、親の仇(かたき)と予期せぬ再会をした瞬間などさまざまなバリエーションが用意されている。
新進気鋭のダミアン・ジフロン監督がメガホンを取り、『トーク・トゥ・ハー』などの名匠ペドロ・アルモドバルが製作を担当。ダリオ・グランディネッティ、リタ・コルテセらが出演している。(編集部・井本早紀)
映画『人生スイッチ』は7月25日よりヒューマントラスト有楽町、シネマライズほかにて全国順次公開