おのののか、飲食店でかわいくお願い 1,000円の値引きに成功
タレントのおのののかが19日、都内で行われた映画『誘拐の掟』公開記念イベントに、竹中直人と共に出席した。“元売り上げトップのビール売り子”であるおのは友人と食事に行った際に店員に交渉し、1,000円の値引きに成功したことを明かした。
私立探偵(リーアム・ニーソン)が一人の少女の命を救うべく、連続誘拐殺人犯との交渉を繰り広げる本作にちなみ、最近行った交渉について話が及ぶと、おのは飲み放題メニューに生ビールが入っておらず、本来は1,000円追加しなければいけないところ、「1,000円なしで生ビール入れてください」と胸の前で手をすり合わせるかわいらしいポーズを見せながら交渉し、成立したと告白。さらに、東京ドームでビールの売り子をしていた時は、団体の幹事と仲良くなり、「わたし以外からは買わないでください」とお願いしていたとか。そのおかげもあり売り上げトップになったそうで、駆け引き上手な一面をのぞかせた。
また、「自分なりに探偵を意識した」というスタイルで現れた竹中は「この映画は悪が魅力でもある。緊張感があって、犯罪者役2人のなんともいえないキャスティング……監督のセンスが抜群」と本作を絶賛。「存在感で一気に持っていく」と大好きなリーアムの魅力も語った。しかし、現在59歳で「老眼鏡がないと生きていけない」という竹中は、「62歳にもなって老眼鏡を掛けていないし髪の毛あるし、納得いかない」と猛抗議。「なんで(老眼鏡)掛けてないんだ、コノヤロー!」と叫び、笑いをさらっていた。
一方おのは、「オジさんとかかっこいいダンディーな人がすごくはやっていて、わたしも大人の男性が好き」と“枯れ専女子”であることを告白。老眼もおのにとっては魅力のようで、「目を細めて文字を読んでいる姿にキュンとする。あぁ老眼なんだ! かわいいなと思っちゃう」とにっこり。また「生で見ると、ダンディーで大人の色気がすごい。朝からこんなにかっこいい59歳がいるんだなと感動しました」と竹中を喜ばせていた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『誘拐の掟』は5月30日より全国公開