ざわちん、山田孝之に変身！“親友”の綾野剛も出来栄えを絶賛
俳優の綾野剛が21日、新宿ステーションスクエアで行われた映画『新宿スワン』の「BIG龍彦プロジェクト IN 新宿」の発表イベントに、共演の沢尻エリカ、脚本の鈴木おさむと出席した。また、先日、綾野演じる主人公・白鳥龍彦風のメイクをオフィシャルブログで披露して話題になったばかりのざわちんが、劇中で山田孝之がふんする南秀吉のものまねメイクをした状態で飛び入り参加。私生活でも山田と親しい綾野も「ざわちんさんだ、うわ！ 似ている！」とその出来栄えを絶賛していた。
本作は日本最大の歓楽街である新宿・歌舞伎町を舞台に、水商売をあっせんするスカウトマンたちのし烈な争いを描いた和久井健による人気漫画の実写化作品。この日は「この映画だからこそできる伝説を残そう」というコンセプトの下、クラウドファンディングで集めた資金で制作された、白鳥龍彦の巨大像（高さ約8メートル）が新宿駅東口前に設置された。
盛大な除幕式も行われ、綾野は「『新宿スワン』ということで歌舞伎町のほうを向いていますし、あらためて皆さんの支援でこういうものを作ることができてうれしいですね」とにっこり。沢尻も「すごい迫力ですね。本当にもう新宿を見下しているような感じでかっこいいですね！」とニヤリ。鈴木も「新しい東京の観光スポットになりそうですね」と興奮気味に語っていた。
映画では沢尻が下着姿で歌舞伎町を駆け抜けるシーンが話題になっているが、沢尻は「あんな格好で歌舞伎町を走ると思わなかった。真っ昼間ですからね」と照れくさそうに説明。綾野はそんな沢尻に「役者魂はんぱないんです。おやじ魂みたいでしたよ」と声を掛けていた。
また沢尻はメガホンを取った園子温監督との初めての出会いが歌舞伎町だったと明かしつつ、「本当にすてきな作品になっていると思います。わたしも一生忘れないような作品になりました」としみじみ。綾野は「沢尻の演じたアゲハに現場のみんなが恋していました。非常にキラキラした新しい沢尻さんが見られると思います」とアピールしていた。（取材・文：名鹿祥史）
映画『新宿スワン』は5月30日より全国公開 dTVで映画を6話に分けて順次配信中