くまモン、タキシード姿でカンヌデビュー!
第68回カンヌ国際映画祭
熊本県の人気ゆるキャラ・くまモンが現地時間18日夜、第68回カンヌ国際映画祭におけるジャパンパーティー「KANPAI NIGHT」にタキシード姿で登場。大きな歓声を浴びてカンヌデビューを飾った。
「KANPAI NIGHT」は、日本の文化やその産業を世界に向けて発信するPRプロジェクト「ジャパンデイ プロジェクト」の一環としてカンヌ映画祭で行われたパーティー。日本の監督・俳優・映画業界関係者を世界に紹介し、広いネットワークを作れる場とすることを目的としている。くまモンの生みの親である小山薫堂が同パーティーのプロデュースを務めた縁で、日本を代表するゆるキャラ・くまモンの登場が実現した。
スペシャルゲストとしてくまモンが紹介されると、フランスをはじめとした世界各国の映画関係者で埋め尽くされた会場は大盛り上がりに。周囲を取り囲まれフラッシュを一身に浴びたくまモンは、ジャンプして喜びを表現。次から次へとツーショット写真の撮影を求められるなど、カンヌでも大人気だった。また、小山と再会を果たし、がっちり握手を交わしていた。
くまモンは19日にもカンヌ映画祭のジャパンパビリオンでパフォーマンスを披露する予定。同日は「くまモン・デー」と題され、くまモンのショートフィルムも上映される。
「KANPAI NIGHT」には、くまモン、小山のほかカンヌ映画祭「ある視点」部門に出品されている『あん』の河瀬直美監督、永瀬正敏、カンヌ映画祭ディレクターのクリスチャン・ジュネ、日本の映画産業を支える東宝、松竹、KADOKAWA、ギャガ、アミューズのトップなども出席した。(編集部・市川遥)
第68回カンヌ国際映画祭は24日まで開催