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RADWIMPS野田、「人生を貸す」覚悟で臨んだ初主演映画!完成に感無量

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初主演映画の披露となったRADWIMPS野田洋次郎
初主演映画の披露となったRADWIMPS野田洋次郎

 人気ロックバンド・RADWIMPS野田洋次郎が21日、映画初主演を務めた『トイレのピエタ』のプレミア上映会に、ヒロイン役の杉咲花リリー・フランキー市川紗椰松永大司監督と共に出席。2年前に松永監督と出会い、脚本にほれ込んだという野田は、「映画は最終的に監督のもの。僕の人生をお貸しします、僕の体を好きなように使ってください」という覚悟で臨んだことを明かした。

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 本作は、手塚治虫氏の病床日記を基に、『ピュ~ぴる』の松永監督が脚本も手掛けた青春ラブストーリー。野田が演じる余命3か月を宣告された青年・宏と、心に傷を持つ勝ち気な女子高生・真衣(杉咲)との純愛を軸に、生きることの尊さを浮き彫りにしていく。また、野田の大ファンを公言している大竹しのぶ宮沢りえも出演。この日は、野田と公私にわたって親交の深い佐藤健もカメオ出演していることが明らかにされた。

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 この映画を早く世に向けて発信したかったという野田は、「この1年間、監督とケンカしたり、仲直りしたり、まるで恋愛のような関係を続けて、素晴らしいキャストの皆さんと出会って、僕の人生にとってかけがえのない作品になった。今日を迎えられて本当に幸せです」と感無量の様子。

 また、「僕自身、世の中と関わることがうまくない人間で、この映画の脚本はすごく救いになった」という野田は、「自分と同じ、不格好で、ヘタクソな生き方しかできない人間がいて、それでもまっすぐに生きている人間もいる。そんなことがこの映画にはいっぱい詰まっている」と思いをかみしめる。
 
 一方、宏に激しい感情をぶつける真衣を演じた杉咲は、「初対面でいきなり監督に怒鳴られて、泣かされたんです。でも、なぜか稽古が終わると楽しかった」と告白。さらに、「セーラー服でプールにも飛び込みましたが、それも楽しかった」と杉咲が語ると、リリーが、「それ、監督の性癖だね。野田くんともゲイみたいにずーっと一緒にいたね」と突っ込み、会場の笑いを誘った。

 なお、この日会場に来られなかった宮沢から、野田宛てに手紙が届けられ、「野田洋次郎さんとお芝居できたことは、とても研ぎすまされる貴重な時間でした。この作品があらゆるものを超えて愛されますように(一部抜粋)」というメッセージが読み上げられた。(取材:坂田正樹)

映画『トイレのピエタ』は6月6日より新宿ピカデリーほか全国公開

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