マット・ディロン&『シックス・センス』シャマラン監督が来日!日本への愛着語る
ハリウッド俳優のマット・ディロンと『シックス・センス』などのM・ナイト・シャマラン監督が21日、都内で行われた海外ドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」来日記者会見に出席した。
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『最高の恋人』(1995年日本公開)のプロモーション以来、20年ぶりの来日となるマットは、「日本はだいぶ変わっているという印象」とコメント。初来日は1980年だったといい、アメリカ以外の国に行くのが初めてだったことから「日本には愛着を持っています」と語った。一方のシャマラン監督も、「日本は来るたびに自分に影響を与えてくれるし、黒澤明、宮崎駿監督は神さまのような存在」と話し、日本に対して「感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔を見せた。
世界125の国と地域で同時放送を開始した本作は、シャマラン監督がテレビドラマ制作に初挑戦し、マットがテレビドラマ初主演を果たしたことで、「映画を超えるドラマ」と話題の脱出ミステリー。不慮の交通事故により外界から完全に隔離され、厳格なおきてによって恐怖支配された住民が暮らす、出口なき町ウェイワード・パインズに迷い込んだ捜査官イーサン(マット)の決死の脱出劇が描かれる。
シャマラン監督はテレビドラマに携わることに、「テレビドラマのストーリーテリングが向上しているのを見て、自分も参加したいと思った」と説明。また、本作も含め、男性が主人公で、恐怖をあおる作品が多いことについて、「今まで、自分の視点からストーリーを展開していた」と明かしたが、「最近は3人の娘の視点を取るようになってきている」のだとか。2年ぶりとなる劇場映画『ザ・ビジット(原題) / The Visit』(日本公開未定)では、自身と娘の視点を取ったそうで、「自分の作品を観ていると、家族の成長段階がわかる」と一風変わった作品の見方も紹介した。
この日は、タレントの豊田エリーが登壇し、人を招く左手を上げ、おなかに松(pine)が描かれた招き猫をプレゼントする場面も。エリーの美貌にマッドとシャマラン監督もデレデレだった。(取材・文:鶴見菜美子)
海外ドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」はFOXチャンネルにて日本独占放送中(毎週金曜よる10時~)
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