大人気ゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト」実写映画化、監督がビジュアルを公開
オンラインゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト」の実写映画化作品『ウォークラフト(原題) / Warcraft』を手掛けるダンカン・ジョーンズ監督が、同作のビジュアルを自身のツイッターで公開した。
「ワールド・オブ・ウォークラフト」は、アメリカのブリザード・エンターテインメント社が開発したオンラインロールプレイングゲーム。通称「WoW」の名でプレイヤーに親しまれており、ファンタジー世界を舞台に、「ホード」と「アライアンス」という敵対する二つの派閥の間で繰り広げられるバトルを通じて自分のキャラクターを成長させるゲームだ。
今回、監督が公開したのはイギリスのドラマ「イーストエンダーズ」などのロバート・カジンスキー演じるオーグリム・ドゥームハンマーというキャラクターの姿。Wired.comによると、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でハルクのCGIも手掛けたアメリカの特殊効果およびVFXのスタジオ、インダストリアル・ライト&マジックが、本作のCGIを手掛けるという。
本作は、2009年に『スパイダーマン』シリーズで知られるサム・ライミ監督がメガホンを取ると報じられていたものの、実現には至らず。デヴィッド・ボウイの息子であり、『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』といったSFスリラーを得意とするジョーンズ監督が担当することとなった。
出演するのは、『ギャングバスターズ』のトラヴィス・フィメル、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のトビー・ケベル、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のポーラ・パットン、『マンマ・ミーア!』のドミニク・クーパー、『ローン・サバイバー』のベン・フォスターなど。全米公開は2016年6月を予定している。(編集部・石神恵美子)