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木村文乃のコメントに松田翔太、過剰に反応

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「今、大変だもんね、いろいろとね」と松田翔太に話し掛ける木村文乃
「今、大変だもんね、いろいろとね」と松田翔太に話し掛ける木村文乃

 俳優の松田翔太が23日、TOHOシネマズ六本木で行われた映画『イニシエーション・ラブ』初日舞台あいさつに、共演者の前田敦子木村文乃、そして堤幸彦監督と共に出席した。劇中、木村演じる美弥子が、松田演じる鈴木をラブホテルに誘うシーンについて、木村が「鈴木くんを大人の世界に導くシーンが……」と遠回しに語ると、松田が過剰に反応。そんな松田に木村が「今、大変だもんね、いろいろとね」と、一部報道にあった松田とモデルの秋元梢との熱愛について触れるシーンもみられた。

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 本作は、乾くるみのベストセラー小説を、映画『20世紀少年』シリーズなどの堤幸彦監督で映画化。1980年代を舞台に、若い男女の恋愛模様が懐かしの音楽と共につづられる。

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松田翔太
木村文乃&松田翔太&前田敦子&堤幸彦監督

 ちょうど物語の舞台の時期に生まれたという木村は、劇中で着た肩パッドと、ウエストがつまったワンピースなどについて「一周して新しい感じ。女性としてのラインもきれいだし、今でもありかな」と感想を述べると、松田も80年代に一世を風靡(ふうび)したテクノカットを気に入っているようで「はやらせたいです。僕を見て、周りの友達も続々とテクノカットになっていっているんです」と笑顔を見せた。

 一方、堤監督からカメラ目線を絶賛されている前田は「最初、原作は読んでいなくて、台本から入ったのですが、とても世界観に入りやすかったです」と語ると、「作品を二度観ると(前田演じた)繭子のセリフがまったく違って聞こえるかもしれません」と「あなたは必ず2回観る。」というキャッチコピーにかけて見どころをアピールしていた。

 また舞台あいさつの途中には、物語の重要な鍵を握る“ルビーの指輪”を客席に投げ込むという企画も。中には本物のルビーの指輪も含まれており、ゲットしたお客さんに向かい前田は「繭ちゃんみたいに女子度を上げてください」と語り掛けていた。(磯部正和)

映画『イニシエーション・ラブ』は全国東宝系にて公開中

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