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樹木希林、カンヌは「恥ずかしかった」と回顧

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(左から)高円宮妃殿下、樹木希林、河瀬直美監督
(左から)高円宮妃殿下、樹木希林、河瀬直美監督

 女優の樹木希林が26日、明治記念館で行われた映画『あん』のプレミア試写会に、永瀬正敏ドリアン助川河瀬直美監督と共に出席。先日閉幕した第68回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門のオープニング作品として上映された同作のため、映画祭に赴いていた樹木は、現地での上映を振り返って「恥ずかしかったです」と照れた様子を見せた。

【写真】樹木希林、永瀬正敏、河瀬直美監督がカンヌから凱旋!

 樹木は、「(上映終了後)明るくなる前に逃げたいと思っていましたが、先に拍手が始まりまして」とカンヌ上映時の心境を告白。そうしている間に河瀬監督が樹木の方に手を差し伸べたそうで、カンヌの観客から注目を浴びた樹木は「勘弁してくださいってくらい恥ずかしかったです」と冗談交じりに現地の一幕を明かした。

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 一方、この日和装で出席した河瀬監督は、「カンヌ国際映画祭ではおかげさまで28テリトリー、30か国以上の販売が完了し、世界での公開に動き出したばかりです。その先駆けに今日皆さんにお披露目できることを感謝します」とあいさつ。

 永瀬はオープニング作品として上映されたことに「色んな国に映画人の知り合いがいるんですけど、オープニング作品に決まってものすごい『おめでとう』って連絡をいただいて、とてもうれしかったです。オープニングで上映されることはすごいことなんだと」と驚きを語った。

 同作は『殯(もがり)の森』などの河瀬監督が樹木を主演に迎え、元ハンセン病患者の老女(樹木)が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマ。樹木が演じるおいしい粒あんを作る謎多き女性と、どら焼き店の店主(永瀬)ら周囲の人との人間模様が描かれる。この日の試写会には、高円宮妃殿下安倍昭恵さん(安倍晋三内閣総理大臣夫人)ら各界の著名人が臨席した。(中村好伸)

映画『あん』は 5月30日より全国公開

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